にんにく卵黄といえば、健康食品の代表格といっても過言ではないでしょう?にんにく卵黄の存在がクローズアップされたのはテレビCMの影響かも知れません。しかしにんにく卵黄の歴史は、意外に古いのです。江戸時代の南九州では、各家庭で親しまれていました。ところが、時代とともに、手間と暇のかかるにんにく卵黄を作る家庭は少なくなっていきました。
近年、にんにく卵黄の注目度が高まった理由は、にんにくと卵黄の相性の良さにあります。にんにく特有の匂いの元であるアリシンなどの硫黄成分は、他の栄養素と結合しやすいという性質を持っています。しかも結合するだけではなく、結合した相手の効果を高めてくれます。例えば、アリシンがビタミンB1と結合すると腸管からの吸収力の高いアリチアミンという成分に変化します。またアリシンが脂質と結合すると脂質アリシンへ変化して、血液をきれいにするなどビタミンEと同等の働きをしてくれます。
卵黄の栄養価の高さは、言うまでもないでしょう。卵は、完全栄養食品とも形容され、古くから私たちの健康を支えてきました。他の栄養素の効果を高めるにんにくと完全栄養食品である卵黄が出会うことで相乗効果を期待できるのです。